汗をかく、夏の季節になると気になる”体のにおい”!!
高温多湿となる日本の夏。汗を沢山流す季節になると、肌の”吹き出物(にきびなど)”も
生じやすくなりますが・・そんな環境だからこそ気になる要素となってくるのが”汗・わきが・体のにおい”
ではないでしょうか。冬の季節には、あまり汗をかくことも少ないため、あまり気になるものでは
なかった要素が夏の季節になると表面化・・お悩み要素となるものです。
以前は、とにかく”体の臭い”の影響を無くすためにと「香水」を多用する人も多かったのですが、
満員電車などでは、そんな香水のにおいが、逆に周囲の人々に悪影響を及ぼすといった「香害」も
発生。近年では、”微香””爽やかな柑橘系香料”が人気の中心となってきています。
ただし、基本的に”香水”は身体全体に降り掛けるようななものではないため、”微香”ではなかなか
汗や体のにおいを隠すことが出来ないという状況も多いもの。ここでは、そんな”汗・わきが・体の臭い
を抑えるための対処方法など”の情報をご紹介したいと思います。
夏季節の”お悩み””肌ケア”関連情報
身体から発せられる”臭いの要因”を理解しておく。「におい物質の発散」と「皮膚常在菌の作用」
”体のにおいケア”を心がける上で、まず認識しておく必要があるのは、”体の臭い”と呼ばれているものには
大きく2つの要素が存在しているということです。ひとつが汗などと共に、身体内面から発散されてくる
「におい成分」によるもの。もうひとつが、皮膚表面に存在している各種常在菌が皮脂などを分解するときに
作り出す”におい成分”によるものです。
時折、勘違いしてしまっている人も多いのですが、身体内面から噴出したときの「汗」そのものには基本的に”臭い”
は存在していません。汗が肌表面に噴出すると共に、先に記した”におい成分”を取り込むことがあるため、
”汗のにおい”として感じることがあるというわけです。
■”アポクリン汗腺”からもたらされる「尿酸」「アンモニア」「脂分」による”臭い”
汗は「汗腺」と呼ばれる部分から発散されます。通常の”汗”は、汗腺の中でも「エクリン汗腺」と呼ばれる部位
から発散されるもので、一部を除いた皮膚全体に存在している汗腺です。それに対して、”臭い”の基となる物質(成分)
を発散するのが「アポクリン汗腺」と呼ばれる器官。これは”エクリン汗腺”とは対照的に極限られた皮膚部位(腋の下など)
が存在しているものです。この”アポクリン汗腺”から発散される汗(水分)には、「尿酸」「アンモニア」「脂分」など
が含まれており、これらの成分が”臭いの基”となるのです。
体臭の悩みとして代表的な”わきが”は、腋の下にあるアポクリン汗腺から、多くの臭い成分(尿酸など)が
発散されてしまう症状のなのです。
■皮膚常在菌の増殖・活性化による”におい成分”の創出。
皮膚表層部には、多種多様な”常在菌”が存在しています。勘違いしてはいけないのが、この”皮膚常在菌”
は、外部からの様々な刺激(紫外線、ウィルス、細菌など)から皮膚組織を守っている(皮膚の保護)・・
そんな大切な役割を担っているのです。少し話しがズレますが、一日の中で過度な”手洗い”や毎日薬用石鹸など
を複数回/日、使用し続けることは、皮膚常在菌を必要以上に削減・消滅させてしまうことに繋がり、
皮膚を弱体化させ、様々な皮膚トラブルを招く要因ともなりますので、注意が必要です。
話を戻します。通常環境下では、皮膚常在菌の影響はありませんが・・夏の暑い季節に、多くの汗をかくと
皮膚表面が”高温多湿”の環境となります。そんな環境下となると、短時間で爆発的に常在菌が増殖する
こととなります。増殖すると、脂分や古い角質の分解も促進されることとなり、この分解に伴って”におい成分”
が大量に創出されることとなるのです。
仕組みの異なる”2種類の臭い要因”。最も効果的(実用的)な対処となるのが「臭いを抑えこむ」こと。
汗を介した、”身体のにおい”の問題を根幹的に解決しようとすると「体質改善」「体質管理」が必須な
要素となります。ただし、現実的な状況を考えると・・臭い要因が先に記した2種類存在しており、ともすると
”対処”の内容によっては、相反する出来事を生んでしまうことも。例えば、”アポクリン汗腺”からの臭いが
目立つようになるというのは、身体の「水分不足」によって、臭い成分(尿酸など)の濃度が高くなることによって
もたらされる場合があります。
だからといって、”水分補給”を多くしてしまうと、発汗量が増加し、「皮膚常在菌の増殖」を招き、その結果
常在菌による”におい成分の増加”がもたらされてしまうということも。同様に、”発汗量を少なくしよう”と
してしまうと、体質・体調的バランスを崩すことにも繋がり、アポクリン汗腺から”臭い成分(アンモニアなど)”
の発散が多くなってしまうというケースもあるのです。本格的な体質改善(サラサラで良質な汗を全身均一に多く
発散すると共に、尿酸などの成分は汗腺からは、あまり発散されないような状態を作り・保つということ)には、
時間がかかることから、季節に応じた対処としては、あまり適していない(間に合わない)と言える
のではないでしょうか。
■身体から発散される”におい”を拡散させないようにする方法!!
夏の季節となって、日々満員電車で通勤するときなど、”汗のにおい”は男性も女性もかなり気になる要素
となるものです。そんな実情を考えたときに最も有効な対処方法となるのが「においを周囲に拡散させないようにする」
ことです。 近年、”制汗剤””デオドラント”と呼ばれる商品が登場、多くの人々に活用される
ようになってきましたが、先に記したように「制汗剤」だけでは、2つのにおい要因に対処できない
場合もあることから、最も人気を高めているのが「着ている衣服にスプレー噴射することによって、臭い成分
を周囲に拡散させないように抑えこむ機能」を有した商品です。
最も”手軽に活用”することが出来て、しかも周囲の人々へのにおいの影響(伝達)を少なく出来る
という意味で今後は夏季節の”定番アイテム”となっていくものと思っています。下記にて、実際に
多くの人から高い人気を得てきている「体臭を抑えるスプレー商品」をご紹介したいと思います。ご参考に。
発売開始から半年(6ヶ月)の間で、10,000本以上が購入された、デオドラントスプレー。